講義

石破元防衛相特別講義(法学部授業)

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法学部小島客員教授の講義を合わせ四つの授業による合同講義企画が成立し、現在の社会を知る趣旨で、日本社会で活動する講師を招いての講義である。

石破衆議員(元防衛相)が来校し、「将来の日本のあり方」について、災害、原発事故、財政問題を取り上げ語った。立正大学法学部の学生に主権国家の意味について、領土問題や日米安保保障を用いて国家のあり方や国家主権の重要性について語った。

今後、良い政治を作るためには、賢い国民の力が必要であると喝破し、TPPやエネルギー分野における今後の日本の決断の行方について語った。現国会議員による講演を受講した学生の反響はとても良かった。このような実の社会を知る(聞く)機会が増えてほしいとの意見が多かった。

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教養ゼミの活動(裁判所傍聴)

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(写真: 最高裁判所提供)

法学部の堀井です。私のゼミでは毎年裁判傍聴を行っているのですが、今年も一年ゼミのメンバーを引き連れて、さいたま地裁に裁判傍聴に行ってきました。当日は裁判員裁判(刑事裁判)を行っていましたが、学生の感想は、「テレビドラマで見るように、検察側と被告人(弁護人)側とではもっと激しいやり取りがなされるかと思っていたが、意外と淡々となされていた」とする一方で、「もっと理詰めでクールな雰囲気なのかと思ったが、結構情に訴える場面もあった」といったように、実際の裁判はそれぞれ抱いていたイメージとはだいぶ異っていたようでした。また、「最初は被告人のほうが一方的に悪いと直感的に思っていたが、弁護人からの被害者(検察側証人)に対する質問・供述を聞いているうちに、被告人のみが一方的に悪いのか、疑問に思えてきた」り、「検察官が物証に基づいて被告人から供述を引出し、自らの主張を立証していく過程を見て、納得させられていく」につけ、物事は印象や表面的に見えていることだけで判断するのではなく、様々な角度・立場から検討することが重要であるということを、改めて感じたようです。

そして、「裁判は真偽を明らかにするのもさることながら、一番重要なのはきちんとした論(理)の筋道を立てて説得していくことであり、その過程を体験できてよかった」という感想もありました。これは何も裁判官や検察官、弁護士といった法曹関係に限らず、どんな職業であっても要求されるスキルであり、法学部で勉強することの意義は、まさに(法という道具を駆使して)相手を説得するスキルを習得するというところにあるといえましょう。
普段、学生たちは教室の中で法律についていろいろ勉強しているのですが、それが法廷という「現場」において、どのように現れ、あるいはどのように生かされているのかを学ぶいい機会になったのではないかと思います。

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法学部ゼミ見学

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現在、ゼミ見学の期間中です。この期間、1年生は次年度から履修する専門ゼミを選ぶために、各ゼミを自由に見学できます。普段は非公開のゼミを見学できる貴重な機会です。見学者を受け入れたゼミ生にも普段とは違った緊張感が生まれ、議論もより活発になっています。

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法学部の「スポーツと法」のゲスト講師に千葉信哉氏が来校

平成2378日(金)2時限のスポーツと法(現代法特論、担当:岩瀬孝文)のゲスト講師として、元五輪日本代表である、千葉信哉氏をお招きします。

千葉氏は中学時代から全日本チーム入り、五輪は1984サラエボと1988カルガリーに出場、アルペンスキーの滑降(ダウンヒル)における日本のトップレーサーとして活躍しました。その後は全日本女子チームヘッドコーチを経て、現在はNHKアルペンスキー解説者そしてスキーレーシングキャンプを企画運営しています。五輪選手としての様々な経験と指導者としての心得、スキーマテリアルメーカーとの欧州契約などに関してのお話をいただけます。

日時:平成237月8日(金)10401210
教室:熊谷キャンパスA101
科目名:スポーツと法(現代法特論
担当教員:岩瀬孝文
ゲスト講師:千葉信哉氏

当日はオープン授業となりますので、興味のある学生諸君はぜひ聴講してみてください。

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法学部「スポーツと法」に日本経済新聞運動部長、篠山正幸氏が登場

平成2371日(金)2時限のスポーツと法(現代法特論、担当:岩瀬孝文)のゲスト講師として、日本経済新聞運動部長である、篠山正幸氏をお招きします。
篠山氏は日本経済新聞社に入社し、運動部でアマチュア担当としてソウル五輪、長野五輪などを担当、プロ野球担当としては南海、近鉄、ヤクルト、巨人、西武などを担当しました。
プロ野球担当編集委員を経て現運動部長を務めております。


マスコミ界で活躍されている篠山氏がどのようなお話をされるのか楽しみです。

日時:平成2371日(金)10401210
教室:A101
科目名:スポーツと法(現代法特論
担当教員:岩瀬孝文
ゲスト講師:篠山正幸氏
当日はオープン授業となりますので、興味のある学生諸君はぜひ聴講してみてください。

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アルピニスト野口健さん、環境問題についてゲスト講義

学生に語りかける野口健氏

学生に語りかける野口健氏

平成22年12月13日(月)、「実務演習Ⅲ(小島敏男客員教授)」と「環境法Ⅱ[国際環境法](永田高英准教授)」の特別合同授業において、アルピニストの野口健先生をゲスト講師としてお招きし、ご講義をしていただきました。

アルピニストとしての野口先生についてはあらためてここでご紹介するまでもありませんが、環境問題についても、エベレストの清掃登山、「野口健 環境学校」の開校、富士山の清掃のため行政や政治家、市民への働きかけなどの活動を精力的に行なっておられます。

講義では、高校1年の停学期間中に故・植村直己氏の『青春を山に賭けて』に感銘を受けて山の世界へ入った経緯や、遺骨収集活動(フィリピン、沖縄)、「日本人はエベレストを富士山のようにしたいのか?」と指摘されて「売られたケンカは買ってやろう」と始めたエベレストや富士山の清掃活動・運動の苦労ややりがい(多くのひとたちが反応してくれ、輪が広がっていく)などについて、お話しをしていただきました。

とりわけ、「生と死の境にいると、死を考え、生を考える」「NPO富士山クラブの案内で見た樹海の不法投棄(使用済みの注射器など、無法地帯)はまさにB面。ゴミから悪意を感じる。ゴミの不法投棄(使用済みの注射器など)には明確な『悪意』がある。警察や行政が許し(黙認し)ても、社会がそれを許してはならない」「ゴミを持って帰るのはドイツやデンマーク、ゴミを置いて帰るのは日中韓インドネシア。登山隊もある種の社会の縮図」「山頂に自動販売機や食堂が並んでいるのは富士山だけ。山小屋にフロがあるかどうかを電話で問い合わせてくる。これらは異様なこと。何か日本人と山・自然との接し方がズレている」「父の教えとして『世の中のA面だけでなくB面も見ろ』というものがあったが、いまの自分の活動はまさにその大切さを実感する」「環境問題は、『自然』ではなく実は『人間社会』そのものが相手であって、結局、どういう社会・国をみんなで作っていくかという問題。だから、環境運動にはいやがらせはあるが、夢がある。最近は登山の休憩中にゴミ袋をもって拾ってくれる方が増えた。そうでなくても、捨てづらくなっている状況がある」「環境問題の『環』には『輪』という意味がある。まさしく、環境問題とは『輪(わ)』であり『連係』である。自分はこのために活動を続ける」などのお言葉が印象的でした。

野口先生の講義に耳を傾ける学生達

野口先生の講義に耳を傾ける学生達

授業の最後に野口先生が発してくださった、「現場で世界・日本・社会を『見る』『知る』ことが大切。そうすれば、物事を立体的・多面的に見られるようになり、もっと知りたくなり、もっと勉強したくなり、かなり深められるはずだ。欧米の大学生たちは、休み期間を利用して、そうしたことをやっている」という学生へのメッセージは、”内向き志向”が指摘される昨今の若者事情の中で、ズシリと深い重みをもって受講生たちのこころに響いたことと思います。

野口先生はご経験に裏打ちされた、生きたボールを私たちに投げてくださいました。それをどう受け止め、日常の生活の中で実践していくかは、今度は私たち一人ひとりの課題です。野口先生、貴重なご講義をありがとうございました。

◎野口健先生のウェブサイト&ブログ&ツイッター
http://www.noguchi-ken.com/
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/
http://twitter.com/kennoguchi0821
◎野口健先生の高著/野口健先生に関する本
・喜多由浩『野口健が聞いた英霊の声なき声――戦没者遺骨収集のいま』(産経新聞出版)
・野口健『確かに生きる』(集英社文庫)
・野口健『自然と国家と人間と』(日経プレミアシリーズ)
・野口健『富士山を汚すのは誰か――清掃登山と環境問題』(角川グループパブリッシング)
・野口健『あきらめないこと、それが冒険だ』(学習研究社)
・野口健『100万回のコンチクショー』(集英社)
・一志治夫『僕の名前は。――アルピニスト野口健の青春』(講談社)
・野口健『落ちこぼれてエベレスト』(集英社)
・野口健・白石康次郎『大冒険術――ぼくらはなぜ世界に挑むのか』(文芸春秋)
・綾野まさる『野口健―最高峰でつかんだ未来(小学生用図書)(旺文社)

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平成22年度 法学部・法制研究所公開シンポジウムが開催されました。

去る12月4日(土)熊谷キャンパスアカデミックキューブ101教室にて、法学部・法制研究所共催の公開シンポジウムが開催されました。
基調講演を行った島村氏(右)とコーディネーターを務めた小島氏

基調講演を行った島村氏(右)とコーディネーターを務めた小島氏

毎年、現代社会に関わる様々なテーマを一般市民の方と共に考えていこうというこのシンポジウム企画、今年で8回目を迎えます。今年度は本学客員教授、元文部科学副大臣の小島敏男氏をコーディネータに「次世代へのメッセージ」と題して教育問題を取り上げました。

まずは、メインスピーカーにお迎えした島村宣伸氏(元文部大臣、元農林水産大臣)による基調講演。「教育に新しい風を」というタイトルを冠し、国家行政の行政の中枢に携わった御経験を基に、各種の統計数値や、時に軽妙なユーモアを交えながら、次世代の教育に対して地域や社会が、負うべき責任を強調されました。
 
続いてパネルディスカッション。ジャーナリズムの観点から丸山晃氏(埼玉新聞社会長)、国際交流の立場から加藤ひとみ氏(財団法人埼玉県国際交流協会理事長)、教育界から紫藤晃男氏(元坂戸市教育委員会教育長)、社会貢献活動の視点から後藤素彦氏(社団法人日本青年会議所常任理事)と、各界のエキスパートがそれぞれの立場から問題提起をされ、最終的には教育の持つ可能性や、それに関わる者の責任についてフロアを巻き込んで熱心な意見が交わされました。 
パネリストの皆さん。左から丸山氏、加藤氏、紫藤氏、後藤氏

パネリストの皆さん。左から丸山氏、加藤氏、紫藤氏、後藤氏

 

会場となった大教室は、公開シンポジウムにふさわしく多くの一般市民、学生が大勢訪れ、中には小さなお子さんを連れて参加されるご家族の姿もありました。

 社会科学を扱う学部として、法学という小さな枠にとどまらず、社会に対して幅広い角度から問題提起を行っていこうというこの企画、今年も成功裏に幕を閉じました。ご協力をいただきましたスピーカー、市民の皆様方に心からお礼申し上げます。

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横浜高校野球部監督・渡辺元智氏ゲスト講義

平成22年12月3日(金)、「スポーツと科学」(小山啓太講師担当)のゲスト講師として、横浜高校硬式野球部監督の渡辺元智先生に登壇していただきました。

渡辺先生は1965年に母校・横浜高校野球部のコーチに、69年に同監督に就任されました。73年のセンバツで初出場初優勝したのを皮切りに、70年代から2000年代まですべての年代で全国制覇を成し遂げた唯一の指導者です(優勝5回、準優勝1回)。98年には松坂大輔投手を擁して、明治神宮大会、春・夏甲子園大会、国民体育大会のすべての全国大会優勝を含め、長い高校球史上唯一の年間公式戦無敗を記録しました。また、今日までの45年間の指導歴の中で、愛甲猛(ロッテ)、鈴木尚典(横浜)、多村仁(ソフトバンク)、松坂大輔(レッドソックス)、成瀬善久(ロッテ)、涌井秀章(西武)など52名のプロ野球選手を輩出された、高校球界を代表する名監督です。本学硬式野球部にも、黒葛原祥(2010年本学卒業、現・日立製作所)、橋本達也(2010年本学卒業)、越前一樹(法学部4年、NTT東日本内定)、落司雄紀(法学部3年)と甲子園でも活躍した有力選手を送ってくれています。

講義では、成功と挫折と克服をくりかえしてきた過去を率直にふりかえっていただきました。すなわち、①根性野球(日本一長く厳しい練習)を実践して20代でセンバツに優勝してふんぞり返ったが、その後パタッと勝てなくなり、想えばあれは選手のためではなく自分の欲望のためであって、指導理念なるものもなかった、②そこで野球を一から勉強しなおし、指導者として選手とコミュニケーションをとりながら選手の心をつかむ努力をし、愛甲猛投手を擁して夏に優勝したが、その後またふるわなくなった、③そこで今度はアメリカ野球を勉強するためアメリカへ渡り、同国のアマチュア野球史上最高の監督に教えを乞うたり、ハングリー精神をもった選手たちが個人練習で日本と比較にならないほど凄い(しかし楽しく)練習をしているのをみて刺激を受けるなどして、アメリカで学んだことを日本に持ち帰って勝てたが、しばらくするとまたまた勝てなくなった、④そうして小倉部長を抜擢し、二人三脚で横高野球の基盤を強固にし、さらに、異業種・異分野の方々とも積極的に会って、かれらから野球にも通じる多くのことを学びながら、野球というものを立体的・多面的に見たり、固定観念にとらわれないようになった、などです。要するに、一般のイメージとは異なって、名監督の渡辺先生でさえ、紆余曲折、試行錯誤、栄光と苦悩の連続の中で、常に現状を反省し、新しい戦略や目標を立て、必死に適応・実現してこられたわけです。

「嫌いなものにチャレンジすることが大事。何でも残さず食べることはもとより、嫌いな授業をきちんと受けることも野球につながる」「『野球だ、野球だ』と野球のことばかり考えさせたり、『ダメだ、ダメだ』とネガティヴな面ばかり指導したりしていたときは、結局うまくいかなかった」「時代の変化とともに、指導者も変わらなきゃいけない。選手とのコミュニケーションに必要なら、携帯メールも使う」「これからの指導者余生としては、本当にうれしいな、楽しいなという野球をやり、そういう思いをさせてあげたい」「『運[果報]は寝て待て』じゃなく、練って待つものだ」など、ご自身の経験に裏づけられた、確かな重みのあるメッセージを頂戴しました。また、松坂大輔選手、涌井秀章選手、俳優の上地雄輔さんなどの楽しいエピソードも紹介していただきました。

なお、この講義中、ずっと姿勢を正してまっすぐに渡辺先生の話に耳を傾けるひとりの硬式野球部員の姿がありました。横浜高校で3年間渡辺先生の指導を受けた、上掲の落司雄紀君です。質疑応答の際、かれがケガに苦しんできた現状と将来への不安を吐露すると、先生は「人間あきらめたら終わり。あきらめたらプロはおろか他の職業でも通用しない。あきらめないで最後までやってみることが大事。そうしたら、かならず他のことでもそれが生きてくるから」と、かつての教え子に厳しくも暖かいアドバイスを送られました。いまもかわらぬ師弟のシンクロには、胸が熱くなるものがありました。

 渡辺先生、心に響く確かなご講義をありがとうございました。そしてこれからも、横浜高校から多くのよい選手・学生が本学に来てくれることを楽しみに致しております。

左より落司雄紀(横浜)、渡辺元智先生、新主将の三國龍大(智辯学園)

左より落司雄紀(横浜)、渡辺元智先生、新主将の三國龍大(智辯学園)

◎横浜高校ウェブサイト
http://www.yokohama-jsh.ac.jp/senior/
◎渡辺元智先生の高著
・『もっと自分を好きになれ!―ドタン場の勝負を支える本当に強い心とは』(青春出版社)
・『若者との接し方――デキない子どもの育成力』(角川書店)
・『ひたむきに――松坂大輔”超一流”への道』(双葉社)
・『わが人生 いつも滑り込みセ-フ』(神奈川新聞社)
など多数

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ニュージーランドに留学中の学生ブログをご紹介します。

法学部ではかねてから、学生達に対し、海外出て見分を広げることを奨励しています。吸収力旺盛な若い頃の海外体験は何ものにも代えがたい財産になるからです。

立正大学の学生が海外の大学で学ぶしくみとしては、約1カ月の短期語学研修や半年間の語学留学、約1年間の交換留学などの制度があります。法学部では海外で学びたいという学生のため、TOEICの成績等を勘案して、短期語学研修の一部~全額補助をするなど、費用面からのサポート等を実施しています。

関心はあるけれど、なかなか留学へのイメージがわかないという皆さんのために、現在ニュージーランドの名門オタゴ大学に交換留学生として留学中で、間もなく帰国予定の法学部生が、留学準備から留学中の生活などをテーマに、ブログを開設しています。在学生で留学に興味をもっている皆さん、大学に入ったら留学してみたいと考えている高校生、受験生の皆さん、きっと参考になると思いますので是非一度のぞいてみてください。

オタゴ大学

オタゴ大学

<参考リンク>

New Zealand living

オタゴ大学での留学生活の模様 (動画)

立正大学国際交流センター 

法学部の国際交流・海外留学制度

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元東北楽天ゴールデンイーグルス・西谷尚徳氏ゲスト講義

平成22年11月26日(金)、「スポーツと科学」(小山啓太講師担当)のゲスト講師として、元プロ野球選手の西谷尚徳先生にご登壇していただきました。

講義に熱が入る西谷先生

講義に熱が入る西谷先生

西谷先生は地元埼玉の久喜市出身で、「公立魂」で有名な鷲宮高校の高野和樹監督(現・上尾高校)の厳しい指導のもと成長し、明治大学では度重なる骨折や怪我に泣かされながらも六大学で3度ベストナイン受賞。高校・大学に加え世界大学野球選手権大会でも主将を務められました。2004年のドラフト4巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに指名・入団(2009年まで)。2010年には育成選手として阪神タイガース入団し、先月戦力外通告。西谷先生は当初より勉学にも意欲的に取り組み、大学時代は高校教諭一種免許(国語科)も取得され、プロに入ってからも明星大学通信制大学院で教育学修士号をとっておられます。

講義では、①プロ(職人)の条件、②「学ぶ」「考える」ことの大切さ、③逆境(ピンチ)のとらえ方、を柱にして、具体的なエピソードなどをふんだんに交えながら、熱っぽく、重みのあるお話しの数々をいただきました。とくに、上記①の関連で、「礼儀とは、自分に、他人に、真正面から向き合うこと」「ケーキ屋であれプロ野球であれ何であれ、プロは感動(興奮、驚嘆、感激)を与え続けなければならない」、同じく②の関連で、「『考えるべきこと』と『考える必要のないこと』を分けろ」、③の関連で、「楽しいだけのところには運もお金も来ない」「怪我をして動けないときに何をするか?何を感じるか?何を学ぶか?――これらは成功し続けていては学べないことだ」「『チャンスはピンチ、ピンチは大ピンチ』――チャンスはピンチの姿をしてやって来、逆にこれはチャンスと思ったらピンチかもしれない」などというお言葉が印象的でした。

西谷先生は、授業後も、野球部員や一般学生からの質問攻めにも1つひとつ丁寧に、しかし熱っぽく、対応してくださいました。

授業終了時、西谷先生の高校野球部時代の1学年後輩で、本学法学部の卒業生からの、西谷先輩の思い出(主将として嫌われ役を買って出たり、高校生とは思えないリーダーシップを発揮したり、勉学でも常に学年トップだったこと)や教え(「気付く」ことの大切さ)を認めたメッセージが読み上げられた時には、先生だけでなく受講生にとっても胸が熱くなるものがありました。

西谷先生、心に響く熱いご講義をありがとうございました。先生は学生からの質問への返答として、教師やホテルマン、大学教員などを視野に入れつつ、「感動を与えるサービス」を続けていきたいとおっしゃられました。まさに先生が定義されたプロそのものです。これからもプロとしてのますますのご活躍をお祈りいたしております。

田尻賢誉『高校野球の心を求めて 公立魂~鷲宮高校野球部の挑戦』(日刊スポーツ出版社)
http://ai.nikkansports.com/archives/2008/03/post_94.html
東北楽天ゴールデンイーグルス時代のブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/nishitani6/

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