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法学部ゼミ大会(11月23日)

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専門ゼミの3年生による「法学部ゼミ大会」が11月23日(水)に実施します。2年間ゼミ活動等で学んだことを、ゼミ生自らテーマを選び、報告するイベントです。このゼミ大会の報告に参加し、多くの1年生は、自分の専門ゼミを選びます。今年の最優秀賞はどのゼミかな?

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法学部生のカルガリー大学留学ブログ

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(カルガリー大学の風景)

法学部4年生で、現在カナダのカルガリー大学の語学プログラムで奮闘中の佐々木翠さんのブログです。留学期間は今年4月~9月です。海外生活での苦労や楽しみ、学校での出来事、出発前準備に関する情報などが満載です。留学に関心があるひともそうでないひとも、ぜひご覧下さい。http://081l00165.at.webry.info/

法学部では、ひろく異文化コミュニケーション力・社会的対応力を身に付けた有為な人材を輩出すべく、留学意欲をもった学生のチャレンジをサポートしています。コース横断的な「語学・留学特別プログラム」のもと関連授業科目を設けるとともに、TOEICスコアに応じて留学費用を補助(全額、半額、一部)しております。

カルガリー大学英語プログラムのサイト(English Language Program)参考http://www.ucalgary.ca/esljapanese/uofc

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今般の大規模地震に関する対応等について

3月11日(金)に発生しました東北地方太平洋沖地震をはじめとする大規模地震において、被災された方々に改めて心よりお見舞い申し上げます。

この件に関し、受験生の皆様、入学予定の皆様ならびに在学生の皆様に必要な情報等は、逐次立正大学HPにて提供して参ります。

なお、熊谷キャンパス地域は震度5強の揺れに見舞われ、一部書籍等の落下、軽微な損傷等がありましたが、深刻な被害は人的、物的被害は生じておりません。

立正大学法学部

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ニュージーランドに留学中の学生ブログをご紹介します。

法学部ではかねてから、学生達に対し、海外出て見分を広げることを奨励しています。吸収力旺盛な若い頃の海外体験は何ものにも代えがたい財産になるからです。

立正大学の学生が海外の大学で学ぶしくみとしては、約1カ月の短期語学研修や半年間の語学留学、約1年間の交換留学などの制度があります。法学部では海外で学びたいという学生のため、TOEICの成績等を勘案して、短期語学研修の一部~全額補助をするなど、費用面からのサポート等を実施しています。

関心はあるけれど、なかなか留学へのイメージがわかないという皆さんのために、現在ニュージーランドの名門オタゴ大学に交換留学生として留学中で、間もなく帰国予定の法学部生が、留学準備から留学中の生活などをテーマに、ブログを開設しています。在学生で留学に興味をもっている皆さん、大学に入ったら留学してみたいと考えている高校生、受験生の皆さん、きっと参考になると思いますので是非一度のぞいてみてください。

オタゴ大学

オタゴ大学

<参考リンク>

New Zealand living

オタゴ大学での留学生活の模様 (動画)

立正大学国際交流センター 

法学部の国際交流・海外留学制度

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元東北楽天ゴールデンイーグルス・西谷尚徳氏ゲスト講義

平成22年11月26日(金)、「スポーツと科学」(小山啓太講師担当)のゲスト講師として、元プロ野球選手の西谷尚徳先生にご登壇していただきました。

講義に熱が入る西谷先生

講義に熱が入る西谷先生

西谷先生は地元埼玉の久喜市出身で、「公立魂」で有名な鷲宮高校の高野和樹監督(現・上尾高校)の厳しい指導のもと成長し、明治大学では度重なる骨折や怪我に泣かされながらも六大学で3度ベストナイン受賞。高校・大学に加え世界大学野球選手権大会でも主将を務められました。2004年のドラフト4巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに指名・入団(2009年まで)。2010年には育成選手として阪神タイガース入団し、先月戦力外通告。西谷先生は当初より勉学にも意欲的に取り組み、大学時代は高校教諭一種免許(国語科)も取得され、プロに入ってからも明星大学通信制大学院で教育学修士号をとっておられます。

講義では、①プロ(職人)の条件、②「学ぶ」「考える」ことの大切さ、③逆境(ピンチ)のとらえ方、を柱にして、具体的なエピソードなどをふんだんに交えながら、熱っぽく、重みのあるお話しの数々をいただきました。とくに、上記①の関連で、「礼儀とは、自分に、他人に、真正面から向き合うこと」「ケーキ屋であれプロ野球であれ何であれ、プロは感動(興奮、驚嘆、感激)を与え続けなければならない」、同じく②の関連で、「『考えるべきこと』と『考える必要のないこと』を分けろ」、③の関連で、「楽しいだけのところには運もお金も来ない」「怪我をして動けないときに何をするか?何を感じるか?何を学ぶか?――これらは成功し続けていては学べないことだ」「『チャンスはピンチ、ピンチは大ピンチ』――チャンスはピンチの姿をしてやって来、逆にこれはチャンスと思ったらピンチかもしれない」などというお言葉が印象的でした。

西谷先生は、授業後も、野球部員や一般学生からの質問攻めにも1つひとつ丁寧に、しかし熱っぽく、対応してくださいました。

授業終了時、西谷先生の高校野球部時代の1学年後輩で、本学法学部の卒業生からの、西谷先輩の思い出(主将として嫌われ役を買って出たり、高校生とは思えないリーダーシップを発揮したり、勉学でも常に学年トップだったこと)や教え(「気付く」ことの大切さ)を認めたメッセージが読み上げられた時には、先生だけでなく受講生にとっても胸が熱くなるものがありました。

西谷先生、心に響く熱いご講義をありがとうございました。先生は学生からの質問への返答として、教師やホテルマン、大学教員などを視野に入れつつ、「感動を与えるサービス」を続けていきたいとおっしゃられました。まさに先生が定義されたプロそのものです。これからもプロとしてのますますのご活躍をお祈りいたしております。

田尻賢誉『高校野球の心を求めて 公立魂~鷲宮高校野球部の挑戦』(日刊スポーツ出版社)
http://ai.nikkansports.com/archives/2008/03/post_94.html
東北楽天ゴールデンイーグルス時代のブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/nishitani6/

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法学部4年の南昌輝君が千葉ロッテマリーンズからドラフト指名されました。

本日開催された2010年度プロ野球ドラフト会議で、法学部4年生で硬式野球部の南昌輝投手(が千葉ロッテマリーンズから2位指名を受けました。 昨年秋シーズンに立正大を東都一部リーグ初優勝に導いたエースの朗報に、法学部スタッフも喜んでいます。

法学部には多くの野球部員が所属しています。彼らもグランドを離れれば一人の法学部生、ルールブックならぬ六法片手に講義や試験に臨んでいます。一方、学部でも、どうしても野球中心の生活になりがちな彼らが、法学部生としての知識や教養、卒業後の「生き抜く力」修得しうるよう「スポーツと法」・「スポーツと科学」などの講義科目を整えてきました。

プロ野球界に進むであろう南君の活躍を期待することはもちろんですが、同時に、法学部で学んでいる知識や経験が、何かしらの形で彼のこれからの活躍の支えになることを願ってやみません。

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オランダ便り⑤:帰国 ― 感謝を込めて

低い土地(ネーデルラント)よりgoedemiddag(フーデミダッハ、こんにちは)! ライデン大学Universiteit Leidenで在外研修中の永田です。

 早いもので、私の在外研修期間の終わりを告げる鐘が鳴り始めました。こちらの生活が非常に充実していたため、プチ帰国鬱(帰りたくない病?)のような状態ですが(笑)、本日25日(水)にスキポール空港を発ち、明日26日(木)に日本に戻ります。 

オランダの空の玄関、スキポール空港

オランダの空の玄関、スキポール空港

今般在外研修では、単に自分自身の研究にとどまらず、実に多くの貴重な経験をすることができました。私がオランダを選んだ最も大きな理由である、国際司法裁判所(ICJ)の傍聴や平和宮の国際法図書館の活用はもとより、ライデン大学の授業聴講(おかげで学生の“友だち”もできました)、国際法スタッフミーティングへの参加、各種研究会やシンポ等への参加、等々、中身の濃い期間でした。 

そして極めつけは先週1週間にわたってデン・ハーグで行なわれた、国際法協会(International Law Association)2010年度大会への参加と、私のスーパーバイザー、Nico Schrijver教授宅に家族で招かれたことです。

前者は、私のスーパーバイザーがオランダ国際法学会の理事長としてChairを務めたことから、幾つか事務局の手伝いもしました。オランダへのアクセスの利便性から、実に多くの参加者があり、論文等でしか見たことがない欧州の著名な学者や実務家と接することができたのは新鮮な喜びでした。

後者については、同教授は欧州で指折りの学者(奥様もユトレヒト大学の准教授)なのに、気さくで心温まるホスピタリティを示してくださり、ビーチで一緒に凧揚げやサッカー(ボール蹴り)をするなど、かなりレアな体験もできました(笑)。 

妻はオランダ語教室に通い(週1)、息子と娘はそれぞれ現地の日本人小学校・幼稚園に通いました。(幼小中の教諭には海外の日本人学校や補習校へ数年間、文科省から派遣される制度もあるようです。これは先生たちにとってもすごくいい経験のようなので、“未来図”のひとつのあり方として、本学の教員志望学生たちにも情報提供したいと思います。) おかげで、世に聞く「駐在さん」たちの幾分華やかな(?)生活ぶりの一端を垣間見ることもできました。家族にとっても今般オランダ生活はかけがえのないものとなりました。 

帰国後は少しバタバタしますが、立正での本格的な仕事復帰は、9月1~3日の集中講義になります。 

今般在外研修はみなさまのご理解とご協力の上に初めて成り立っていることを自覚・感謝し、そこで培ってきたものを、「モラリスト×エキスパート」の育成という教育目標の実現のため、大学・学部・学生・社会のために還元してまいる所存です。 

・・・というわけで、「オランダ(からの)便り」は今回が最後になります。もっとも、実はまだ幾つか(幾つも?)書きかけの“ネタ”がありますので、それが尽きるまで、帰国後も「オランダ(に関するorにいた時の)便り」として、これを続けたいと思います。引き続きご声援(?)のほどよろしくお願いいたします。 

それでは、またお便りします。Dag(ダーッハ、さようなら)! Tot Ziens(トッツィンス、またね)! 

オランダの空

オランダの空

法学部准教授    永 田 高 英

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世界大学野球選手権大会出場のカナダチームを歓迎

去る7月24日から27日まで、世界大学野球選手権大会に出場するカナダ大学選抜チームが、選手権本番に向けた調整のため、立正大熊谷キャンパスに滞在しました。カナダチームは、アメリカメジャーリーグのドラフト候補と目される選手3-4名を擁する強豪チームです。

滞在中、7月26日には、鈴木法学部長(野球部長を兼務)をカナダ・チーム首脳が表敬訪問、カナダチーム全員のサイン入り硬式野球帽が贈られました。学部長はプレゼントに大喜び、早速帽子をかぶっての記念撮影となりました。

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また、翌27日に行われた立正大学野球部との交流試合では、8対1で立正大が勝利。調整中とはいえ、強豪カナダチームを相手に、これまでリーグ戦に出たことのない下級生が沢山出場しての勝利。野球部の選手たちにとっては、秋のリーグ戦に向けての自信にもつながったようです。

試合後には、懇親と壮行会を兼ねた大学主催のレセプションが開催されました。カナダチームの選手・スタッフは大変紳士的で親しみやすい人々で、参加者たちとすぐに打ち解け、互いの交流を深めることができました。(交流戦とその後の懇親会の模様はこちら

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オランダ便り④:ユース世界ラフティング大会―立正大生が出場!

永田先生のオランダ便り第4弾です。遠くオランダの地で、嬉しい出会いがあったようです。

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低い土地(ネーデルラント)よりgoedemiddag(フーデミダッハ、こんにちは)! ライデン大学Universiteit Leidenで在外研修中の永田です。

World Rafting Chapms 2010(WRC2010)という世界ラフティング大会がデン・ハーグDen Haagの郊外、ズーテメールZoetermeerにあるDutch Water Dreams(DWD)という施設で開かれています。この大会のユース部門に出場している日本代表の中に本学の学生が2人いるというので、オランダで本学の学生に会う機会もなかなかないかなと思い、コンタクトをとり、わずかばかりの差し入れをもって激励に行ってきました。

日本代表選手に名を連ねるのは、経済学部4年の河原拓也君と心理学部3年の藤川雄大君の2人で、ともに探検部に所属しています。2人とも真っ黒に日焼けした肌、鍛えた肉体、そして爽やかな笑顔で出迎えてくれました。

藤川君(左)と河原君(右)

藤川君(左)と河原君(右)

 探検部は、川系(ラフティング)と山系と調査系(?)に主に分かれているそうで、川系のかれらは週末に長瀞で練習し、休日には日本列島の各所に赴いてトレーニングを積んできたということです。お金も根気もかなり必要だろうことは容易に想像できます。ちなみに探検部といえば、3~4年前の卒業生で、谷口大輔という、いまは写真家として生計を立てているなかなか人間味のあるゼミ生がいましたが、2人にきいてみると、部室にかれの撮った写真が飾ってあるのと、いまでも時々コンパなどに顔を出してくれるのでよく知っている、とのことでした。

国土の1/4が海抜下にあるオランダでは、自然の川にはラフティングに適した激流などあろうはずがありません。DWDでは、ラフティングのほか、サーフィン(人工的な波を起こす)やビーチバレーなどもできるようです。今回のWRC2010は、DWD内の人工的な激流の中をグループ(4人)で1対1、スラローム、短距離・長距離など、多様に競い合います。ユース部門男子の出場国はボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、チェコ(2チーム)、ドイツ、イギリス、インドネシア、日本(2チーム)、オランダ、ロシア、スロベニア、トルコ、ベネズエラの12ヶ国(14チーム)です。

さて、日本チームの成績はといえば、屈強な欧州勢に押されてかなり苦戦を強いられているようです。後掲WRC2010のトップページに各競技のResultsが載っています。

成績のことはとにかく(笑)、河原君も藤川君も、一定の時間もお金もかけて、オランダまで日本代表としてチャレンジしに来るというその気概がいいじゃないですか。しかも、大学では第1期試験がもうすぐ始まろうとしているこの時期に、です。メールのやり取りを通じても非常にしっかりした学生だという印象をもっていましたが、実際に会ってみても、なかなか清々しい好青年たちでした。

河原・藤川両君は本日(15日木曜日)に全競技を終え、シニアの日本代表を応援したのちに帰国するとのことです。今後の2人のますますの活躍と社会的成長を願ってやみません。ガンバレよ、たくや&ゆうた!

それでは、またお便りします。Dag(ダーッハ、さようなら)!

法学部准教授
永 田 高 英

世界ラフティング大会2010
http://www.wrc2010.nl/

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オランダ便り③:W杯準優勝―オランダ人の回復力の速さに脱帽

永田先生のオランダ便り第3弾 いよいよ本命の(?)サッカーの話題です。

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低い土地(ネーデルラント)よりgoedemiddag(フーデミダッハ、こんにちは)! ライデン大学Universiteit Leidenで在外研修中の永田です。

◇革命前夜(?)のミュージアムプレイン

W杯2010の決勝、対スペイン戦当日。またとない機会ですし、怖いもの見たさ(?)も手伝って、パブリックビューイングが設置されている、アムステルダムのミュージアムプレインと呼ばれる広場まで家族と行ってきました。周辺の交通機関が完全にストップする中、10万人以上が同広場に集まったそうです。何でも”自給自足”のオランダ人らしく、クーラーボックスやビールをケースごと抱えて持ち込んだり、寝袋や大きなリュックを持参しているような人たちも多々見られました。

夜9時を過ぎてもこの明るさ。スクリーンははるか彼方・・・。

夜9時を過ぎてもこの明るさ。スクリーンははるか彼方・・・。

わが家族は試合開始30分前の20時頃(オランダと南アの間には時差はありません)に到着したものの、すでに広場の収容能力をはるかに超えた飽和状態で、人々がコンセルトヘボウ(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地で、オランダが世界に誇る音響設備をもった音楽堂)前の道路にまで溢れ出していました。さながら”革命前夜”といった狂騒であったうえ、スクリーン(10万人が見るにはあまりにも小さく低すぎ)ははるか彼方にあり、しかも目の前には世界一の平均身長を誇る(?)オランダ人の大男たちが立ちはだかりました。あまつさえ、そのただでも大柄な人たちが頭にオラニエ(オレンジ)の王冠やら何やらさらに視界の妨げになるものをかぶっているという始末。私たちは周囲にいた他の少なからぬ人たちと同様、試合開始後ほどなくして自宅でのテレビ観戦のため帰途に就くという決断を余儀なくされました。(帰りのバスが路上で酔っ払った暴徒たちから襲撃を受けるハプニングも。)

騎馬隊も不足の事態を警戒

騎馬隊も不足の事態を警戒

  ◇かつての支配者、大国スペインを負かしたい!

さて、試合内容自体の寸評は避けたいと思いますが、初優勝がかかったせっかくの試合なのに、オランダ代表は主審の判定に過剰に反応し、平静を失い、自滅した面が強かったのが残念です。まるで準々決勝オランダ対ブラジルの際のブラジル代表がそうであったように。ヨハン・クライフが評したように、もう2~3人退場者が出ていてもおかしくないほどでした。

オランダでは、ナチス圧政下の記憶がいまだ生々しい対独感情ほどではないにせよ、かつて支配者だった”大国スペイン”に対しても、特殊な感情を抱いている人は少なくありません。司令塔スナイダーが試合後に「スペインにだけは負けたくなかった」という旨発言したそうですが、それがある種の共感を呼ぶのは、かれを含むオランダ代表選手の数名がレアル・マドリードから放出された経験をもつという個人的な因縁からだけではないはずです。人口1,600万人、面積にして九州程度の”小国”が”大国”を負かすという痛快さをこそスペインとの決勝戦に求めた、といった面もたぶんにあったと思われます。それだけに、スペイン優勝が決まった瞬間、単に「一生にいちどあるかどうか」というチャンスを逃したという以上の、敗戦のショック、落胆がオランダ人にはあったはずです。

 

◇ごく自然に”浮世”に戻ったオランダ人

もっとも、そこは「超」がつくほどのリアリストたちです。なにせ、大国に翻弄され続けてきた人たちであり、互いに協力、助け合いながら水と闘ってきた人たちであり、VOC(オランダ東インド会社)に象徴されるように商才に長けた人たちですから、霞を食べては生きていけないことくらいわかっています。マスコミの論調も総じて冷静で客観的なものです。

ほとんどのオランダ人は敗戦から一夜明けてすでに気持ちを切り替えているものと見受けられます。私は早朝からのフラット(アパート)の外壁修復工事の音で目が覚めましたが、そこには、オレンジ色の服を着た業者の人たちが鼻歌をうたったり、同僚と冗談を言い合ったりしながら、楽しそうに作業に従事しているごく”日常の”光景がありました(笑)。

それでは、またお便りします。Dag(ダーッハ、さようなら)!

法学部准教授
永 田 高 英

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